ソヴィエト連邦の巡洋艦
クラスーヌイ・カフカース巡洋艦
就役年 | 艦名 | 基準排水量 | 最大速度 |
---|---|---|---|
1932年 | クラスーヌイ・カフカース | 7,560t | 29.0kt |
黒海で運用された巡洋艦。十月革命の影響で長らく建造停止状態だったが、1932年に完成した。第二次世界大戦中、黒海では大規模な海戦は起きなかった。
キーロフ級巡洋艦
就役年 | 艦名 | 基準排水量 | 最大速度 |
---|---|---|---|
1938年 | キーロフ | 7,750t | 36.0kt |
1940年 | ヴォロシーロフ | 7,845t | 36.0kt |
イタリアで設計された巡洋艦。大きさは軽巡洋艦程度だが、主砲には18センチ砲が採用されているので重巡洋艦に分類されることもある。キーロフはバルト海、ヴォロシーロフは黒海で活動した。
マクシム・ゴーリキー級巡洋艦
就役年 | 艦名 | 基準排水量 | 最大速度 |
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1940年 | マクシム・ゴーリキー | 8,177t | 36.1kt |
1941年 | モロトフ | 8,177t | 36.1kt |
1942年 | カリーニン | 8,177t | 36.1kt |
1944年 | ラーザリ・カガノーヴィチ | 8,177t | 36.1kt |
キーロフ級巡洋艦を改良した巡洋艦。やはり軽巡洋艦の大きさで、重巡洋艦並みの主砲を装備している。ソ連はワシントン海軍軍縮条約には参加していないので、設計に制限はなかった。
1番艦マクシム・ゴーリキーはバルト海でレニングラード防衛戦を支援、2番艦モロトフは黒海でレーダーを装備して対空任務を行った。カリーニンとラーザリ・カガノーヴィチは太平洋艦隊に所属した。