第二次世界大戦の解説

レンジャー

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レンジャー

レンジャーのデータ

基準排水量 14,576トン
速力 29.9ノット
艦載機 76機

レンジャーの解説

 アメリカではレキシントンとサラトガが空母に改造されることになりましたが、新たな空母建造に向けて検討を開始しました。

 新型空母は従来の案であった2万トンを超える大型空母を建造する予定に対し、航空局が搭載機数の多い小型空母を多数建造することを強く求めました。このため新型空母の計画は白紙となります。

 結局、艦船造修局は速力32.5ノットで航空機搭載量54機の案と速力29.4ノット・航空機72機の案を提示し、後者が採用されることになりました。

 レンジャーは開放式格納庫を採用したことが大きな特徴で、これ以降、アメリカ軍空母の飛行機格納庫は開放式になっています。また、格納庫には航空機をつり下げて格納できるようになっていました。このように航空機の搭載量が何よりも重視されたため、防御力はほとんどありませんでした。

 レンジャーは大西洋艦隊に配備され、高い航空作戦能力が評価されました。一時期、レンジャーを太平洋艦隊に参加させることも検討されましたが、防御力がほとんどないことから取りやめとなり、代わりにイギリス海軍のヴィクトリアスが太平洋艦隊に配備されています。

 以降、レンジャーは練習空母として使用されました。