第二次世界大戦の解説

重巡洋艦最上(もがみ)

最上
最上

最上のデータ

基準排水量 12,300トン
全長 200.6メートル
速力 35.0ノット
主砲 20センチ砲×6門

最上の解説

 最上はロンドン軍縮条約の条件下で軽巡洋艦として建造されました。重巡洋艦に改装できるよう設計されていて、太平洋戦争前に主砲を交換して重巡洋艦になります。

 太平洋戦争では第7戦隊に所属し、マレー上陸作戦やオランダ領東インド(インドネシア)攻略作戦などに参加しました。

 バタビア沖海戦ではアメリカ軍の重巡洋艦ヒューストンとオーストラリア軍の軽巡洋艦パースを撃沈、ベンガル湾ではイギリスの商船5隻を撃沈しました。

 ミッドウェー海戦時に姉妹艦の三隈と衝突して損傷し、さらにアメリカ軍航空機から爆撃を受けたため、航空巡洋艦へと改装されることになります。

 後部の砲塔を撤去して飛行甲板を設け、水上偵察機11機の搭載が可能になりました。ただし艦載機の生産が間に合わなかったため、11機を運用することはありませんでした。

 最上はレイテ沖海戦で西村艦隊に参加し、艦載機は艦隊に情報をもたらしました。この戦いで空襲を受けて沈没しています。