第二次世界大戦の解説

戦艦日向(ひゅうが)

日向
日向

日向のデータ

基準排水量 36,000トン
全長 213メートル
速力 25.3ノット
主砲 36センチ砲×8門
副砲 -

日向の解説

 日向は大正4年に三菱長崎造船所で建造を開始し、大正7年に完成しました。

 ミッドウェー海戦で主力空母を失った日本海軍は、出撃機会の少ない低速の戦艦を空母に改造することを計画。最初の候補は扶桑型戦艦でした。

 しかし、ちょうど日向が砲塔の爆発事故を起こして修理が必要だったため、日向と伊勢が航空戦艦に改造されることになりました。

 日向はレイテ沖海戦で第四航空戦隊の旗艦として参加。アメリカ軍機の襲来に対して巧みな操艦で致命傷を避け、生還に成功しました。

 生き残った日向と伊勢は呉軍港周辺で防空砲台となり、日向は空襲を受けて大破着底した状態で終戦を迎えました。

松田少将の回避運動

 レイテ沖海戦で第四航空戦隊を指揮した松田千秋少将は、かねてより空襲から身を守るための回避運動を研究していました。

 日向と伊勢は松田少将の理論を実行に移し、殺到するアメリカ軍航空機の攻撃にも致命傷を受けることなく、生還に成功しています。