第二次世界大戦の解説

戦艦扶桑(ふそう)

扶桑
扶桑

扶桑のデータ

基準排水量 34,700トン
全長 213メートル
速力 24.7ノット
主砲 36センチ砲×12門
副砲 15センチ砲×14門

扶桑の解説

 扶桑は日本が最初に建造した超弩級戦艦です。「超弩級戦艦」とは、イギリスの戦艦ドレッドノートを超える戦艦という意味です。

 扶桑は完成時には世界最大の戦艦でした。

 しかし扶桑は速力が遅いため、太平洋戦争では出撃の機会がありませんでした。当初は山城伊勢日向とともに第2戦隊を編成していましたが、後に練習艦として使用されていました。最初の出撃は戦局が悪化したマリアナ沖海戦です。

 次に扶桑は姉妹艦の山城とともにレイテ沖海戦に参加し、スリガオ海峡に突入したところでアメリカ艦隊の集中砲火を受け、弾薬庫が爆発して爆沈しました。

36センチ連装砲6基

 扶桑は36センチ連装砲を6基配置していました。縦に6基も巨大な砲塔を配置するため窮屈な設計になっており、改装時には3番砲塔の向きが変えられる工夫がされています。

 姉妹艦の山城とは3番砲塔の向きが逆なので、見分けやすくなっています。