第二次世界大戦の解説

航空母艦蒼龍(そうりゅう)

蒼龍
蒼龍

蒼龍のデータ

基準排水量 15,900トン
全長 227メートル
速力 34.5ノット
艦載機 常用57機+予備16機

蒼龍の解説

 蒼龍は当初、重巡洋艦と航空母艦を兼ねた軍艦として計画されました。

 計画は1万トンの船体に重巡洋艦並みの武装、100機の艦載機、そして速力36ノットという無茶なもので、後に空母として建造することになります。

 それでもワシントン海軍軍縮条約などの制限の中で強力な装備をと考えられていましたが、同じように小さい船体に重武装を施した水雷艇「友鶴」が転覆したことで、この計画も見直されることになりました。

 排水量に余裕のある設計となった蒼龍は、中型艦ながら十分な数の航空機を搭載できる空母として1937年に完成しました。

 太平洋戦争では姉妹艦の飛龍とともに第2航空戦隊を構成。真珠湾攻撃、ウェーキ島攻略支援、ポートー・ダーウィン空襲、ラバウル攻撃、インド洋作戦などに参加して活躍しました。

 赤城加賀飛龍とともにミッドウェー海戦に参加した蒼龍は、アメリカ軍空母ヨークタウン艦載機の爆撃を受けて炎上、沈没しました。