第二次世界大戦の解説

航空母艦加賀(かが)

加賀
加賀

加賀のデータ

基準排水量 38,200トン
全長 249メートル
速力 28.3ノット
艦載機 90機

加賀の解説

 加賀は八八艦隊計画により、長門、陸奥に続く戦艦として建造が開始されました。

 建造中にワシントン海軍軍縮条約で廃艦が決定します。ところが同条約で空母に改造される予定だった天城が関東大震災で破壊されたため、空母として生まれ変わることになりました。

 太平洋戦争では赤城とともに真珠湾攻撃、ラバウル攻略、ポートモレスビー攻撃などに参加しています。インド洋作戦には損傷のため不参加でした。

 修理が完了した加賀はミッドウェー海戦に参加。アメリカ軍空母エンタープライズ艦載機の急降下爆撃を受けて炎上、沈没しました。

三段甲板と煙突

 加賀も赤城と同じく、最初は飛行甲板が三段になっていました。さらに煙突を伸ばして艦尾まで持って行くという設計が採用されています。

 しかし三段甲板は非効率で、艦尾まで伸びた煙突は居住区を灼熱地獄にした上に、肺炎は気流を乱して着艦に悪影響を与えました。

 近代化改修工事でこれらの欠点は解消され、煙突は中央右舷の海面に向くようになっています。